コラム
産業廃棄物 2022.07.19
ストレッチフィルムの回収・買い取りを断られるケースが多発!近年生じている問題とは?
リサイクル環境業者選定再資源化産業廃棄物
この記事では、ストレッチフィルムの回収・買い取りに関してお悩みを抱えている方々へ向けて、近年生じているストレッチフィルムの回収に関する問題や、今後の打開策を詳しく解説します。 廃棄物処理問題に悩んでいる物流業界や運送業界の皆様は必見です!
1.ストレッチフィルムの処理に関する、よくあるご相談
弊社・リダクションテクノでは、ストレッチフィルムの処理について以下のようなご相談を多く頂きます。
「ストレッチフィルムを買い取ってくれる業者を探している」
「いままで委託していた業者にストレッチフィルムの回収を断られてしまった…」
「量が少ないけど回収してもらえる?」
「ストレッチフィルムをただ処理するのではなく、リサイクルしたい!」
「回収したストレッチフィルムを原料にゴミ袋など作れないか?」
昨今、中国への輸出率が低下したことにより、上記のようなお悩みを抱えている企業様が増加。
回収のご依頼・お問い合わせを頂く機会が増えています。
2.そもそもストレッチフィルムとは?
ストレッチフィルムとは、物流拠点や配送センターなどで荷崩れを防止するために使われる梱包用のフィルム。
主に物流拠点や配送センターなどで使われていることが多く、企業様によっては、月の使用量が10トンを超えることもあります。
ストレッチフィルムの大きな特徴は、有価で引き取ってもらえること。
そのため、処理コストを削減するために、業者に買い取りを依頼するケースが多いです。
3.近年、輸出率の低下に伴い相場が下落。今後はどう対応すべき?
2017年からは、廃プラスチックの輸出入規制が始まり、中国へのストレッチフィルムの輸出率が低下。
これまで日本ではペットボトルやストレッチフィルムを含む廃プラスチック類を中国に有価で輸出していました。
しかし、2017年12月末に中国にて生活由来の廃プラスチックなどの輸入が禁止となり、続けて2018年12月末には工業系廃プラスチックも輸入禁止になりました。
そんな背景があり、ストレッチフィルムの買い取り相場も下落傾向に陥ったため、需給のギャップが発生。
現在では業者により買い取り停止や条件変更になることも増えています。
また、2018年にはタイとベトナム、マレーシアにて輸入制限を強化し、2019年にはインドネシアでも廃プラスチック類の輸入禁止を厳格に運用するよう表明しました。
このように世界的に環境問題への取り組みが強化されているため、今後は国内にてストレッチフィルムを処分・リサイクルすることが求められています。
参照:廃プラ輸入規制による影響とは。産業廃棄物の処分を委託する際は業者選びに要注意!
4.リダクションテクノなら買い取りも、リサイクルも可能!
その点、弊社・リダクションテクノでは国内にてストレッチフィルムの処分・再生をしているため、安定した買い取り&回収が可能です!
ストレッチフィルムの買い取り相場は保管状況や選別レベル、排出量により変動します。
ですが、リダクションテクノでは他社のように中国などへ輸出していないため、買い取り相場が大きく変動する心配はありません。
また、弊社では99%再生材ごみ袋「FUROSHIKI」の製造も行っております。
「FUROSHIKI」とは、お客様から定期的に排出される使用済みプラスチックをマテリアルリサイクルによってペレットにし、これを原料に作られたごみ袋。
「FUROSHIKI」は廃プラスチックを再資源化できるだけでなく、コストをかけずに環境貢献できるとして、大手飲食チェーンや教育機関、コンビニ、卸売市場など6,000を超える事業所様に導入いただいております。
もしご興味がありましたら、ぜひ一度お問い合わせください!
5.ストレッチフィルム・ダンボール…etc。様々な廃棄物に関するお悩みに対応◎
前項でもご紹介したように、弊社・リダクションテクノでは国内にてストレッチフィルムの処理・再生を実施。
廃プラスチックの輸出入規制で廃棄処理にお困りの企業様や、物流倉庫などストレッチフィルムを排出する拠点向けに、「FUROSHIKI」の原料としての出張買い取りも承っております。
また、ストレッチフィルムだけでなく、パレットや段ボールなどといった廃棄物の処分依頼にも対応。
定期回収やお客様のタイミングに合わせたスポット回収はもちろん、夜間・休日の作業も可能です。
ストレッチフィルムやパレット、段ボールなど産業廃棄物の処理についてお悩みを抱えている方は、ぜひリダクションテクノまでご相談ください!
<こちらもご参照ください!>
・廃棄物処理のコストを削減!ストレッチフィルムの買取価格相場・業者選びのポイント
・【物流業界向け】廃棄物処理業者の見直しを行い、コストを最適化しませんか?
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