コラム
サスティナビリティ 2020.06.04
99%本物の再生材ごみ袋「FUROSHIKI」
リサイクルごみ袋再生材ごみ袋環境貢献
2020年7月よりプラスチック資源の国内循環に貢献する 99%再生材ごみ袋「FUROSHIKI」 (以下「本商品」)の供給を開始いたします。
MISSION: 資源の国内循環と排出事業者への還元
- お客様から回収した廃プラスチック類を原料化した再生樹脂ペレットで、ごみ袋を国内製造
- 使用量に応じて正しい CO2排出削減量を算出し、日常の消費から新しい企業価値を還元
- ごみ袋の製造に使用される新たな化石原料の削減、海洋プラスチックごみ問題の解決へ貢献
DETAIL: 商品仕様
※画像の風呂敷と箱は本商品に含まれません。
概要
商品名 | FUROSHIKI |
原料樹脂 | ポリエチレン( 99%再生品使用) |
耐熱温度 | -30℃ |
使用用途 | ごみ袋(非食品用) |
使用上の注意 | 火気厳禁 |
ラインナップ
容量 | サイズ | 箱入り数 | カラー | CO2排出削減量 * |
45ℓ | 650 x 800mm 0.02mmt | 500枚 | 半透明・青・黄 | 約30kg/箱 |
70ℓ | 800 x 900mm 0.03mmt | 300枚 | 半透明・青・黄 | 約36kg/箱 |
90ℓ | 900 x 1000mm 0.03mmt | 200枚 | 半透明・青・黄 | 約32kg/箱 |
120ℓ | 1100 x 1200mm 0.03mmt | 100枚 | 半透明 | 約20kg/箱 |
* 当社調べ
▶ 購入のご希望やご相談は「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
PROJECT: リサイクル支援の発展
弊社では、使用済みストレッチフィルム(LLDPE)の有価買取など、事業活動から発生する不用物のリサイクルを支援しています。最近では廃プラスチック回収の需要がひときわ大きく、海外の輸入規制や相場に影響を受けない国内循環ス キーム確立の必要性が高まっています。
そこで、企業様から定期的に排出される使用済みプラスチックを回収して、再生材ごみ袋として還元する FUROSHIKI プロジェクトを開始しました。
「FUROSHIKI」の由来:日本で古くから愛される「包む」文化は、「風呂敷」に象徴されます。使い捨て されずに幅広い用途に繰り返し活きるその姿は、消費社会が目指すべき価値そのものです。 同様に、廃棄物を包む「 FUROSHIKI」は資源を大切に扱う心を表します。
SOLUTION: 行き場を失った廃プラスチックと止まない消費
経済成長や便利なライフスタイルへの移行と共に増加の一途をたどってきたプラスチック 製品。2017 年末の中国による廃棄物輸入規制政策により、それまでは中国に資源として輸 出されていた廃プラスチック類が行き場を失い日本国内に滞留し、廃棄物として焼却等処 分される量が大幅に増加しました。さまようプラスチックごみは海にも大量流入し、汚染が国際的な問題になっています。
一方、ごみ袋を含むポリエチレン袋の国内流通する多くは輸入品です。これにより、年間 58万トン*の新たなごみの発生と共に、1,353 億円*の資金流出を招いています。また、国内生産される再生材ごみ袋、リサイクル 100%を謳うごみ袋の多くは、オフグ レード材(未使用のプラスチック材、以下「OG 品」)使用の美品(実質的に新品)です。 OG 品は、未使用の新品であっても所有権が移転することで中古品としてリサイクル材に生 まれ変わります。捨てるために生産されるごみ袋が、新しい資源を浪費している実態を、消費者は知る由もありません。 資源が循環するものを当たり前に使う社会は目の前まで迫っています。これは、捨てることが当たり前であった消耗品も例外ではありません。
* 財務省貿易統計より(2019 年度全期、袋-エチレンの重合体製のもの、輸入値)
環境経済・環境経営・環境生活へ参加
企業経営には、経済性に加えて社会や環境に貢献する要素がますます強く期待されています。
かつて国内では、CSR(社会的責任)としてボランティアや寄付など、活動自体を評 価する傾向にありました。しかし、近年では成果が言及されます。SDGs(持続可能な開発 目標)の達成や、ESG(企業価値をはかる「環境」「社会」「ガバナンス」の要素)強化は喫 緊の課題であります。
本商品は、使用量に応じて正しい CO2 排出削減量を算出することができます。ごみ袋を使うというごく自然な行為が、新しい企業価値を生む環境貢献活動へ転換します。環境経済・環境経営・環境生活への参加にご活用ください。
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