コラム
産業廃棄物 2025.07.22
他社に断られた「シリカゲル」と「消火器」
──リダクションテクノが対応できた理由とは?
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他社に断られた廃消火器とシリカゲル。処理困難物にも柔軟に対応できたリダクションテクノの対応力とは?
処理方法が分からず、複数業者に断られた廃棄物
ある公共施設の内部監査をきっかけに、不要となった廃棄物の処分が急務となりました。対象は、以下の2種です。
- 廃消火器(約5本)
- シリカゲル(約10kg)
しかし、複数の廃棄物処理業者に相談したものの、いずれも回収を断られてしまいました。
特に消火器は、処分方法が特殊です。広域認定制度により、メーカーや業界団体を通じたルートで処理される必要があり、一般的な産廃業者では扱えない場合が多くあります。またその制度の仕組みや手続きは、現場レベルでは分かりづらく、十分に共有されていないことも少なくありません。
一方、シリカゲルは乾燥剤として幅広く使われていますが、性状によっては焼却処理が求められるため、受け入れ施設や処理業者が限定されがちです。扱いに慣れていない業者では、「当社では対応できません」と処理を断られるケースも多くあります。
こうした“処理困難物”の存在により、お客様は廃棄の見通しが立たず、業務に支障をきたす寸前の状態でした。
処理ルートを確保し、回収から完了まで一括対応
リダクションテクノでは、まず廃棄対象の内容をヒアリングし、法的区分・処理要件・適切な分別方法を整理。そのうえで、社内外のネットワークを活用し、最も実現可能な処理ルートを設計しました。
- 消火器については、広域認定制度に準拠する必要性を確認しつつ、当社で適正な回収・処分のルートを確保。制度に則った形での処理を代行する形で、お客様の負担を軽減しました。
また、業務内容を広域認定精度への持ち込み代行とし、こちらについてはマニフェスト交付がないことを説明しました。
- シリカゲルについても、焼却が必要であることを前提に、対応可能な中間処理業者との連携を図り、分別・搬出から最終処理までを一貫して実施しました。
「どう処分すれば良いか分からない」といった“処理困難物”であっても、リダクションテクノでは確かな知識と対応力で、確実な処理方法をご案内できます。
リダクションテクノなら実現できる、”最適解”のご提案
今回の事例は、「どこに相談しても断られる」「処分方法が分からない」といった処理困難物の典型的なケースでした。リダクションテクノでは以下を「強み」としています。
- 廃棄物の性状や制度的背景を正確に理解し、適切な処理方針を導く技術的知見
- 業界内外のネットワークを活かした柔軟なルート構築
- 1台のトラックで複数の荷物、複数の卸先に対応する「合積み回収」を提案することで、物流コストを最低化
- 単なる“回収業者”ではなく、お客様のリスクや業務背景まで理解し、最適な処理を伴走提案できる姿勢
産業廃棄物は、見た目には似ていても処理方法や法的要件がまったく異なる場合があります。
「この廃棄物、どう扱えばいいのか分からない」といったお困りごとがあれば、廃棄物の“出口”から逆算して提案できるリダクションテクノに、ぜひご相談ください。

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