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産業廃棄物 2021.11.05

産業廃棄物マニフェストの種類について解説。種類を間違えると行政処分が下される恐れも…!

廃棄物回収安心第一産業廃棄物マニフェスト廃棄物処理法

産業廃棄物を収集運搬・処分する際に欠かせない書類、マニフェスト。しかしマニフェストといっても様々な種類があり、排出する産業廃棄物の品目や用途によって使い分ける必要があります。 そこでこの記事では、産業廃棄物マニフェストの種類について解説!それぞれの特徴を詳しく説明します。

1.産業廃棄物を処理する際に必要なマニフェストの種類

マニフェスト(管理票)とは、産業廃棄物の流れを把握・管理し、処理状況の確認に必要な書類のこと。

マニフェストの交付は法律で義務づけられているため、交付していない場合には法律違反となります。

参照:マニフェストはなぜ必要?産業廃棄物を取り扱っている企業は必見!

 

しかし、ひとくちにマニフェストといっても様々な種類があるので要注意。

マニフェストは排出する廃棄物の品目や用途によって、提出すべき種類が異なります。

もしマニフェストの記載などを間違えてしまった場合には行政処分が下されるケースもあるので注意しましょう。

 

産業廃棄物を処理する際に必要となるマニフェストの種類は以下の通りです。

 

・事業系マニフェスト

・建設系廃棄物マニフェスト

・積替保管用マニフェスト

 

この記事では、この3種類のマニフェストについて詳しく解説!

それぞれの特徴や用途についてご紹介します。

 

2.事業系マニフェストについて

まず初めに解説するのは、事業系マニフェストについて。

 

事業系マニフェストとは、産業廃棄物を収集運搬・処分する際に必要となる書類のこと。

別名“直行用マニフェスト”とも呼ばれ、主に建設系廃棄物以外の産業廃棄物を扱う際に使われています。

 

ただし、産業廃棄物の品目や排出される現場によっては、事業系マニフェストではなく次項で説明する建設系廃棄物マニフェストを使用する場合もあるため、事前に契約書を確認しておきましょう。

 

3.建設系廃棄物マニフェストについて

続いて、建設系廃棄物マニフェストについて解説します。

 

建設系廃棄物マニフェストとは、建設現場などで生じる産業廃棄物を運搬・処分する度に必要となる書類。

建設六団体が発行しており、建設マニフェスト販売センターのみで取り扱っています。

 

建設系廃棄物マニフェストは、建設現場で利用しやすい様式で構成されているのが大きな特徴です。

建設系廃棄物は一般的な産業廃棄物と排出される廃棄物の品目が異なるため、種類欄に「コンクリートがら」や「アスコンがら」などという項目が設けられています。

また、運搬業者を複数記入できるのも建設系廃棄物マニフェストならではの特徴です。

 

参照:建設系廃棄物マニフェストのしくみ(建設六団体副産物対策協議会)

 

4.積替保管用マニフェストについて

最後に解説するのは、積替保管用マニフェスト。

積替保管用マニフェストとは、その名の通り産業廃棄物を積替え・保管する際に必要となる書類です。

排出事業者が運搬業者の倉庫で一時的に産業廃棄物を保管する際や、別業者が積替・運搬する際などに用いられます。

 

「なぜ産業廃棄物を直接処理場に運ばず、あえて積替・保管するの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、産業廃棄物の保管・積替により“運搬効率の向上”や“コスト削減”などといったメリットを得られます。

例えば、廃棄物が少量しかない場合などは逐一処理場へ運搬するのではなく、保管・積替によりまとまった量の廃棄物を処理場へ運搬することでコスト削減に繋がります。

 

5.価格帯だけで業者を選ぶのは危険!リスクを回避するために

今回ご紹介したように、一括りにマニフェストといっても様々な種類があるため注意しましょう。

排出事業者は廃棄物の処理を委託したら終わりというわけではありません。

マニフェストが正しく記載されているか確認することも必要不可欠です。

 

ちなみに、マニフェストの交付や記載事項に関して責任を問われるのは、処理を依頼した排出事業者と廃棄物処理法で定められています。

もしも委託先の運搬業者がマニフェストを代行で用意してくれたとしても、違反行為が発覚した場合には排出事業者が責任を負わなければなりません。

 

そのため業者選びには要注意。いくらリーズナブルな価格設定でも、後から違法行為が発覚した際には排出事業者が罰せられる恐れがあります。

リスク回避のためにも、業者選定をする際は「格安だから」など安易な理由だけで頼むのではなく、“正しくマニフェストを交付し、適正な処理をする”業者に頼みましょう。

 

ちなみに弊社・リダクションテクノでは廃棄物の収集運搬・処理業務だけでなく、マニフェストの発行も徹底。

紙マニフェストだけでなく、電子マニフェストや電子契約書も発行しております。

また、一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)において産業廃棄物収集運搬許可証も得ておりますので安心してお任せいただけますよ!

 

「現在の業者は安いが、マニフェストをもらったことがない」

「委託先からもらったマニフェストが正しいかわからない」

「そもそもマニフェスト制度がよくわからない」

 

上記のようなお悩みをお持ちの方や、廃棄物についてお困りならまずはリダクションテクノへご相談ください!

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