コラム
産業廃棄物 2021.10.21
産業廃棄物を分別するべき理由。処理コストの削減に繋がることも!?
リサイクル環境廃棄物回収産業廃棄物分別
この記事では、産業廃棄物を分別する理由やメリットについて詳しく解説!併せて、産業廃棄物をスムーズに分別するためのポイントもご紹介します。「産業廃棄物の分別について悩んでいる」という方はもちろん、処理コストの削減や社員への分別指導に悩んでいるという方も必見です!
1.産業廃棄物の分別
産業廃棄物とは事業活動に伴って発生した廃棄物の内、法令で定められた20種類に該当する廃棄物のこと。
具体的に、汚泥・がれき類・コンクリートくず・木くず・廃プラスチック類などが産業廃棄物に分類されます。
しかし、産業廃棄物の中でも種類によって扱い方や処理方法は異なるため、排出する際は品目毎に分別しなければなりません。
ちなみに複数の種類の廃棄物が混合しており分別が難しい“混合廃棄物”の場合は、扱い方や処理業者の選び方が異なるため注意しましょう。
参照:混合廃棄物とは?扱い方・業者に処理を依頼する際に気をつけるべきポイント
2.産業廃棄物の分別した方が良い3つの理由
産業廃棄物の分別は排出する側のルールとして行わなければなりませんが、分別することで“処理コストの削減”や“環境への配慮”に繋がるというメリットもあります。
産業廃棄物を分別する主なメリットは以下の通りです。
2-1.処理費用の削減に繋がる
産業廃棄物は処理する品目によって処理金額が変わるため、自社である程度分別していた方が処理費の削減に繋がります。
また、中には分別が正しく行われていないと業者から返品されてしまい無駄な出費が増えてしまうケースや、異物混入により損害が発生し賠償金を支払わなければならなくなるケースも…!
無駄な出費を増やさないためにも、産業廃棄物はなるべくしっかりと分別しましょう。
2-2.リサイクル品が見つかることもある
産業廃棄物の中からリサイクルできる物が見つかることも多いです。
リサイクル品が見つかれば無駄な排出を防げて環境にも配慮でき、CSRの取り組みの一環として社内外にアピールすることも可能です。
2-3.物によっては買い取ってもらえることもある
キチンと分別を行うと、産業廃棄物の中に買い取り可能な物が見つかることも!
廃棄物を単純に処理する場合には処理費がかかりますが、買い取りしてもらうことで収益に繋げられます。
3.産業廃棄物をスムーズに分別するためのポイント
最後に、産業廃棄物の分別をスムーズに行うためのポイントを3つご紹介します。
■産業廃棄物が発生したタイミングですぐに分別する
産業廃棄物が発生したら、すぐに分別するよう習慣づけましょう。
分別を先延ばしにしたまま産業廃棄物をまとめておくと、後々処理するのに手間がかかります。
動線や廃棄場所をあらかじめ決めておくなど、分別しやすい環境を作る工夫も大切です。
■写真や図を用いて処理方法を告知する
「分別の仕方・処理方法がわからないから後回しでいいや」という事態を起こさないために、写真や図を用いて処理方法など告知しましょう。
また、分別前後の廃棄物を比較する写真や具体的な削減量を図で明示し、分別への意識を高めるのもおすすめ。
社員の意識向上にも繋がり、CSRレポートなどでアピールできる要素にもなります。
■全社員で取り組めるように、仕組みづくりをする
特定の部署・従業員だけが産業廃棄物の分別を行うのではなく、全社員で取り組めるように仕組みを構築することも重要なポイント。
例えば産業廃棄物の分別について学ぶ勉強会や研修会などを全社員に向けて実施することで、分別に対する意識向上に繋がるでしょう。
4.リダクションテクノでは、廃棄物処理だけでなく分別指導などの対応も可能!
産業廃棄物の処理は業者に依頼すると楽ではありますが、“頼んで終わり”というわけではありません。
記事内でもご紹介したように産業廃棄物の品目毎に処理金額が異なることがあり、産業廃棄物が混載していると想定より高い処理費用になる可能性もあります。
また、本来リサイクル出来るはずの産業廃棄物が混在しているケースも少なくありません。
産業廃棄物を正しく分別することはコスト削減にもなり、環境への取り組みにも繋がります。
そのため、業者選びは慎重に行う必要があります。
適切に処理・リサイクルが出来るように安心・安全な処理業者を選ぶことによって、リスクを減らしましょう!
ちなみに弊社・リダクションテクノでは、廃棄物処理と合わせてリサイクルも行うことにより、環境に配慮しながらコスト削減ができるようにご提案しております。
さらに処理だけでなく、仕分けの代行や現場教育などといった支援も可能です。
「産業廃棄物の分別について悩んでいる」
「処理コストを改めて見直したい…」
「スムーズに分別できるよう仕組みを構築したい」
「廃棄物の処理だけでなく、社員への分別指導もお願いしたい!」
サービス
タグ
- リサイクル
- 環境
- 除菌
- 新型コロナウイルス
- 廃棄物回収
- 使い捨て
- 安心第一
- コンサルティング
- 閉店ごみ問題
- 実地トレーニング
- 有価買取
- 解体費用
- 廃材処理
- 整地
- 価格適正化
- 業者選定
- 低コスト
- 再資源化
- 現場管理
- 緊急
- 業者
- ストレッチフィルム
- ごみ袋
- 再生材ごみ袋
- 環境貢献
- 産業廃棄物
- コンテナBOX
- 2020TDM推進プロジェクト
- LLDPE
- 定期回収
- ルート回収
- 木パレット
- 夜間
- 飛散防止
- 廃棄物
- 輸送貨物事故品
- スプレー缶処理
- 穴あけ作業
- 閉店ごみ
- リニューアル粗大
- 緊急回収
- サーキュラーエコノミー
- ケミカルリサイクル
- マテリアルリサイクル
- サーマルリサイクル
- 輸入食品
- 食品廃棄
- 汚泥
- 建設系廃棄物
- 価格適
- 木くず処分
- 夜間回収
- 不良品
- 在庫品
- グッドデザイン賞
- SDGs
- 廃プラスチック
- 衣類
- 産廃回収
- 医療廃棄物
- バッカン
- 衣服廃棄
- アパレルごみ
- 繊維くず
- 洋服処分
- FUROSHIKI
- ごみ置場
- セメント袋
- がれき類
- レンタル倉庫
- 退去ごみ
- 原状復帰
- トラックターミナル
- Iot
- マニフェスト
- 廃棄物処理法
- 現状回復
- 業態変更
- アパレル
- コンビニごみ
- 機密情報
- 分別
- 食品ロス
- 特定有害産業廃棄物
この記事に関連するコラム
-
産業廃棄物2023.05.19
産業廃棄物の中間処理はなぜ必要?5つの処理方法や流れについて
事業活動に伴い産業廃棄物を排出した際には、適正な方法で処分しなければなりません。 この記事...
-
産業廃棄物2021.06.24
「広域認定制度」って何?対象となる廃棄物や認定基準、利用するメリットにつ...
この記事では、廃棄物減量や適正処理が行われることを目指して平成15年に創設された「広域認定制...
-
産業廃棄物2021.12.16
廃棄物を原料化する“マテリアルリサイクル”。具体例や現状、その他のリサイ...
リサイクルには様々な手法がありますが、近年では廃棄物を材料や原料にして再利用する“マテリアル...
-
産業廃棄物2021.03.05
災害で出た廃棄物は、産業廃棄物?一般廃棄物?処理方法や近年の発生量につい...
豪雨や地震、台風などの影響で発生する“災害廃棄物”。近年日本では自然災害が多発しているため、...