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産業廃棄物 2022.07.11

金属くずの回収を業者に依頼する際の注意点!状態によっては買い取りできない場合も…!?

リサイクル廃棄物回収業者選定再資源化産業廃棄物

「金属くずの回収・買い取りについて詳しく知りたい!」 「思っていたよりも買い取り価格が低くなってしまったのは何故?」 「産業廃棄物として金属くずを処分しているけど、どうにかしてコスト削減したい…」 そんな疑問やお悩みを抱えている方々へ向けて、この記事では金属くずの回収を業者に依頼する際に気を付けたい3つの注意点を解説します。 金属くずを排出することの多い建築業界や製造業界の皆様は、特に必見です!

1.金属くずの特性

金属くずとは産業廃棄物に該当する20種類の品目の1つで、その名の通り金属系のくずのこと。

具体例を挙げると「切削くず」「研磨くず、バリ」「ダライ粉(旋盤キリ粉)」「鉄くず」「非鉄金属」が金属くずに分類され、主に建築業界・製造業界(自動車/金属加工など)から排出されることが多いです。

 

処理方法は主に“リサイクル処理”と“埋め立て処理”の2種類ありますが、現状日本では金属部分の取り出しや精錬といった方法で行われる“リサイクル処理”がほとんど。

金属くずはリサイクルしても品質劣化しないものが多いため、リサイクル率が高く、業者に買い取ってもらえるケースもあります。

 

しかし、“金属くず=必ず買い取ってもらえる”というわけではありません。

他の素材と一体になっていると買い取ってもらえなかったり、使用されている素材によっては処理金額が異なる場合もあるので注意が必要です。

 

そこで、次の項目からは金属くずの回収を依頼する際の注意点を解説します!

 

2.【注意点1】買い取り価格は相場によって変動する

まず大前提として、金属くずの買い取り価格は相場によって変動し、見積もりは単価で行われるのが一般的です。

価格は常に変化するため、業者に依頼する際は最新の情報を手に入れるようにしましょう。

 

また、金属くずの全体量はリサイクル業者に引き渡してからでないと決定されません。

あらかじめ見積もっていた全体量と差が生じる場合があることを覚えておきましょう。

 

3.【注意点2】他の素材と一体になっている場合、買い取り不可のケースもある

冒頭にて金属くずは買い取りで引き取ってもらえるケースが多いと解説しましたが、他の素材と一体になっている場合には断られるケースがあります。

 

他の素材と一体となっている場合、金属の比率は買い取りの可否にあまり関係がありません。

たとえ排出する廃棄物の多くの部分を金属が占めていても、プリント基板やプラスチック部品などの素材と一体になっている場合には買い取ってもらえない恐れがあるため注意が必要です。

 

そのため、回収を依頼する前には、他の素材と一体になっていないかあらかじめチェックしておきましょう。

 

4.【注意点3】構成されている素材によっては、処理費用が嵩んでしまう

ひとくちに金属くずといっても、種類は様々。

例えば商品陳列用の什器などには、キャスターや化粧板をはじめ様々な素材の部品で構成されているものがあります。

 

こういった金属くずの場合は、素材によっては処理見積もりの金額が異なる場合があるので要注意。

「思っていたよりも処理費用が嵩んでしまった…」といった状況に陥らないためにも、処理費用の見積もりは構成されている素材の重量を考慮し、算出してもらうことが大切です。

 

5.リダクションテクノでは、金属くずの回収&リサイクルにも対応◎

記事内でもご紹介したように、金属くずはリサイクル率が高く、状態によってはリサイクル業者に買い取ってもらえるケースもありますが、中には買い取り不可の場合があるため注意しなくてはなりません。

また、コスト削減や回収後のトラブルを未然に防ぐためにも、業者選びの際には“適正な価格で買い取ってもらえるか”チェックするようにしましょう。

 

ちなみに弊社・リダクションテクノでは、金属くずの回収も積極的に実施!

常に変動する金属くずの買取り相場や動向を把握し、適正な買い取り価格をご提示しています。

その他にも、リダクションテクノではリサイクルやコスト削減など、廃棄物に関する様々なご相談にも対応可能です。

 

金属くずの回収や産業廃棄物処理に関してお困りでしたら、ぜひ一度リダクションテクノまでお問い合わせください!

 

<こちらのページもご参照ください>

金属くずの処理方法について。リサイクル率が高いって本当?

金属くずは買取りも可能な産業廃棄物!?回収・処分を業者に依頼する際の注意点

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