コラム

産業廃棄物 2020.10.20

金属くずは買取りも可能な産業廃棄物!?回収・処分を業者に依頼する際の注意点

廃棄物回収価格適正化業者選定産業廃棄物廃棄物

産業廃棄物の一つである金属くずは、種類や状態によっては業者に買い取ってもらうことも可能です。しかし、“他の素材等と一体になっている場合は買取りでの引き取りができない”など、金属くずの回収・処分を業者に依頼する際にはいくつか気をつけなければならないことがあります。そこでこの記事では、業者に金属くずの回収・処分を依頼する際に気を付けるべき注意点などについて解説!金属くずの処分に悩んでいる方はもちろん、「コストを下げたい」「委託している業者を見直したい」という方も必見です!

1.産業廃棄物における金属とは

産業廃棄物に該当する20種類の品目の一つである「金属くず」。ひとくちに「金属くず」といっても様々な種類がありますが、環境省では一例として“研磨くず・切削くず・空き缶・金属スクラップ”と、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターによると“鉄鋼または非鉄金属の破片・研磨くず・切削くず等”としています。

具体的に挙げると、研磨粉類、ショット粉、スチールコード…etc。他にも、商品陳列用の什器やスチールキャビネット、ロッカーなども該当します。

状態や排出される過程はそれぞれ異なりますが、「金属くず」は総じてリサイクルしても品質劣化しないものが多いため、リサイクル活用されやすいのが大きな特徴です。

 

2.金属くずの廃棄量統計

環境省が発表している平成30年度の産業廃棄物の種類別排出量の統計によると、金属くずの全国の排出量は7,265千トン(全体の1.9%)あります。

そのうち、金属くずの再生利用量はなんと94%!産業廃棄物の中では、がれき類(96%)や、動物のふん尿(95%)に次いで再生利用率が高いことがわかります。

つまり、排出量は多いですが、再生利用率が高く、排出された多くの金属くずがリサイクルされ再資源化されているのです。

 

※参照:産業廃棄物排出・処理状況調査報告書

 

3.金属くずの排出量が多い業種を紹介!

一般的に、金属くずは製造業や加工業といった工場などから日常的に排出されるものとイメージしがちですが、店舗やオフィスなどからスポット的に排出されるケースもあります。

金属くずの排出量が多い主な業種と、それぞれの業種から排出される金属くずは以下の通りです。

 

3-1.開発・製造工場

開発・製造工場では回収運搬業者や処理業者と長年取引をされていることほとんど。生産する品目により排出頻度は異なりますが、製造工程の中から排出されるまとまった分量の鉄や非鉄金属があります。

 

3-2.中小規模小売店

中小規模小売店では、主に店舗の改装や業態変更、商品構成の見直し、退店・閉店などに伴い、商品陳列用の棚などの什器を廃棄するケースが多いです。

 

3-3.大規模チェーン小売店

経営的視点から、ブランド変更やロゴ変更に伴う大幅なリニューアルを展開するにあたり、すべての店舗から一斉にあるいは段階的に什器や備品が排出されます。

その場合には、改装計画と廃棄物収集のタイミングを調整する必要があります。

 

3-4.病院・医療機関

病院や医療機関は、入院患者の病室をリニューアルする際に、ベッドやロッカーといった備品がまとまって排出されることがあります。

また、電子カルテの導入が進む中、事務室などを改装し省スペース化する事案も増加しているため、紙カルテを収納していたキャビネットが大量に排出されるケースも増えています。

 

4.金属くずの回収を依頼する際の注意点

最後に、金属くずの回収を業者に依頼する際の注意点について解説します。

 

4-1.他の素材などと一体になっている廃棄物には要注意!

排出する廃棄物の多くの部分を金属が占めていても、他の素材などと一体になっている場合は買取りでの引き取りができなくなるケースもあります。回収当日に慌てないためにも、引き取り前に他の素材などと一体になっている旨を業者に伝えておきましょう。

 

4-2.様々な素材で構成されている廃棄物などは、全てを踏まえた見積もりを出してもらう

商品陳列用の什器などは、キャスターや化粧板等といった様々な素材の部品で構成されているものがあります。こういった廃棄物は、見積もりの際に素材を全て踏まえた上で考慮した重量で算出しなければなりません。

そのため、様々な素材で構成されている廃棄物を排出する場合には、見積もりを算出するヒアリングの段階でその旨を業者に伝えましょう。

 

4-3.金属の買い取り価格は、相場によって変動する

金属の買取り価格は相場によって変動するものです。

また、リサイクル業者に引き渡してから計量しなければ金属の全体量が決定されないため、見積もりは単価で行われるのが通例であることを理解しておく必要があります。

 

5.コストの最適化&トラブルを防ぐためにも、業者選びは慎重に。

記事内でもご紹介したように、金属くずは再生利用率が高い廃棄物ですが、金属の買取り価格は相場によって常に変動するもの。そのため、業者選びの際には適正な「買取り単価」と「処理方法」を提案してくれる業者かどうかを見極めなければなりません。

コスト削減のためにも、トラブルを未然に防ぐためにも、安心・安全な処理業者を選びましょう。

ちなみに、弊社リダクションテクノでは、金属くずの回収・処理も承っています。

弊社では常に変動する金属くず買取りの相場やコストといった動向を把握しているので、適正な「買取り単価」と「処理方法」を提案することができます。

また、“処理フローの最適化”や“全国に展開している店舗の一元管理”にも対応していますので、金属くずの廃棄でお困りの際は、ぜひ一度お問い合わせください。

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