コラム
産業廃棄物 2023.06.05
事業系ごみについて徹底解説!家庭系ごみとの違い、種類・処分方法など
安心第一価格適正化業者選定産業廃棄物
事業活動を行っている方に向けて、この記事では事業系ごみの種類や処分方法について徹底解説! 家庭系ごみとの違いや、産業廃棄物と事業系一般廃棄物それぞれの概要、業者に処分を依頼するメリットと注意点も併せてご紹介します。 事業系ごみの処分や業者選びに悩んでいる方は必見です!
1.事業系ごみとは?
私たちが日常的に排出している廃棄物は“家庭系ごみ”と“事業系ごみ”に分かれます。
事業系ごみとは、事業活動によって生じた廃棄物のこと。
対して、一般家庭から排出された廃棄物は家庭系ごみに分類されます。
今回クローズアップするのは事業系ごみについて。
この排出元である事業に関して、営利・非営利は問いません。
そのため、事務所や飲食店、店舗等だけでなく、学校や公民館、病院、社会福祉施設から排出された廃棄物も事業系ごみに該当します。
また、法律に基づいた適切な処分を行う必要があり、一般のごみ集積場には出せないため要注意。
処分する際には、許可を得ている業者に依頼しなければなりません。
なお、事業活動に伴い排出された廃棄物は、排出事業者が責任を持って処理しなければならないと廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)で定められています。
廃棄物処理法で定められている3つの責任は以下の通りです。
■事業活動に伴って生じた廃棄物は、自らの責任において適正に処理しなければならない
■積極的にリサイクルを行うため、減量に努めなければならない
■廃棄物の処分において、国や県及び市の施策に協力しなければならない
【こちらの記事も合わせてご覧ください】
排出事業者は誰か、わかりづらい事例。判断の難しい廃棄物・業種とは?
2.事業系ごみの種類と処分方法
ひとくちに事業系ごみといっても種類は2つあります。
法律の規定に応じて産業廃棄物と事業系一般廃棄物に分類され、それぞれ処分方法が異なるため分別には気を付けなければなりません。
産業廃棄物と事業系一般廃棄物の違いは以下の通りです。
【産業廃棄物】
事業活動に伴って発生した廃棄物の内、廃棄物処理法で定められた20種類に該当するごみ。
原則、産業廃棄物は都道府県知事が許可する産業廃棄物処理業者へ委託しなければなりません。
【事業系一般廃棄物】
事業で生じた廃棄物のうち、産業廃棄物以外のごみ。
清掃工場などに自己搬入するか、許可を受けた委託業者に処理を依頼しなければなりません。
3.処理業者に依頼するメリットと注意点
最後に、事業系ごみの処理を業者に依頼するメリットと注意点をご紹介します。
3-1.メリット
・処分する手間がかからない
・産業廃棄物など様々な事業系ごみを回収してもらえる
業者に依頼すれば指定した日時に回収に訪れてもらえるため、運搬する時間や手間がかかりません。
市区町村の処理場に持ち込む場合には自治体の定めた日時に訪れなければなりませんが、業者に依頼すれば希望する日時・頻度を相談することができます。
また、自治体によっては産業廃棄物など回収できない事業系ごみもあるため、一度に様々な事業系ごみを回収してもらえるのもメリットといえるでしょう。
3-2.注意点
ただし、先述したように事業系ごみを処理できるのは許可を得ている業者のみ。
依頼するときは、必ず処理許可を受けている業者へ依頼しなければなりません。
無許可の業者に依頼をしてしまうと、業者はもちろん委託した排出事業者も罰せられてしまうため注意が必要です。
業者選びの際には適正に処分してくれるかどうか、悪徳業者ではないかを確認しましょう。
4.リダクションテクノは「産廃プロフェッショナル」の認定企業
ご紹介したように、事業系ごみとは事業活動によって生じたごみのこと。
一般廃棄物とは異なり、法に基づいた適切な処分を行わなければなりません。
また、事業系ごみの中でも、法律の規定に応じて産業廃棄物と事業系一般廃棄物との2種類に分けられます。
いずれも、排出事業者として適正に処理をする責任があります。
事業系一般廃棄物は清掃工場などに自己搬入できますが、面倒な事業系ごみの処理を行いたくない場合は処理業者に委託するのがおすすめです。
ただし、中には悪質な業者もいるため、後々のトラブルを防ぐためにも信用できる処理業者へ依頼しましょう。
なお、リダクションテクノは、東京都の指定する第三者評価機関より産業廃棄物優良認定である「産廃プロフェッショナル」に認定されているため、安心してお任せいただけます!
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