コラム
産業廃棄物 2021.04.13
【物流コストを削減したい方へ】輸送費や人件費など物流コストを削減する方法とは
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物流業界にて経理や総務を担当されている方の中には、輸送費や人件費など物流コストの削減についてお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では物流コストがかかる主な理由や、削減方法について解説します!
1.物流コストとは
物流コストというと「輸送費用」をイメージする方が多いかと思います。
しかし、「輸送費用」は物流コストの一部に過ぎません。
業種・業界にもよりますが、物流コストには「保管・在庫管理費用」や「荷役・包装費用」、「加工費用」、「人件費」なども含まれます。
“輸送コストを削減する=輸送費用を下げる”と捉えられがちですが、上記のようなその他の費用を考慮することも重要です。
2.物流業界でコスト削減が求められる背景
物流業界でコスト削減が求められている背景には、“コロナ禍による影響”と“慢性的な人材不足”があります。
コロナ禍で不要不急の外出自粛やテレワークが求められるようになり、インターネット通販の利用者が急増しました。
仕事量が増えた中で、人手不足による人為的ミスを防ぐなどといった対策が必要となっています。
また、物流業界は“激務”というイメージが根付いており、若手の人材が常に不足しています。
現在は中高年層のドライバーが活躍していますが、定年を迎え退職すると人材不足はより深刻化していくことでしょう。
3.コストがかかる主な理由
物流コストがかかる主な理由は以下の通りです。
3-1.人手不足による人為的ミス
人手が不足すると、ピッキングミスや配送先の間違いなど人為的ミスが起こりがち。
問題解決のために手間と時間がかかり、作業を行う人件費だけでなくクレーム対応の人件費も必要となります。
3-2.工程管理が出来ていない
物流に関する全工程が管理出来ていないと、不要な工程が習慣化されていることがあります。
業務改善のためにも、コスト見直しのためにも、情報システムを導入するなど工程管理を徹底することが必要です。
3-3.作業・動線などが最適化出来ていないため、無駄が多い
無駄な作業によって、作業効率が悪くなり人件費が嵩んでしまうことも…。
最小限の人数・工程で業務を進められるよう、作業内容や動線を最適化する必要があります。
4.物流コストを削減するための4つの方法
最後に、物流コストを削減するための具体的な方法をいくつかご紹介します。
■輸送費・保管料・作業費の見直し
まずは、現在設定されている輸送費・保管料・作業費など個々の単価を見直しましょう。
場合によっては新たに設備を導入するよりも、輸送費・保管料の見直しによって全体のコスト削減に繋げられることもあります。
また、定期的に資材の調達先を見直すことも効果的です。
■作業を単純化
作業が複雑な場合、不要な工程を踏んでいることも。
工程を見直し単純にすることで、業務の効率化や人為的ミスの防止に繋がり人件費も削減出来ます。
■物流拠点などの動線最適化
物流拠点など現場の動線を最適化することも重要なポイントです。
倉庫内のレイアウトを変えて動線を改善し、無駄のないルートを辿れるようになれば作業時間の短縮に繋がります。
また、“どこに何があるのか”が明確になれば倉庫内での移動時間も短縮でき、必要な人員数は最小限で済みます。
■IT技術等の活用(ロボットなど)
初期費用はかかりますが、ロボットや管理システムなどIT技術を活用するのも手段の一つ。
例えばロボットを導入しこれまで人が担当していた業務を代行すれば人件費の削減に繋がりますし、倉庫管理システムを導入すればデータ入力作業が不要となります。
加えて、人為的ミスが発生しにくく、安定したクオリティで作業を進められるのもポイント。
疲労等によってミスが起こることはないので、クレーム対応のための人件費もかかりません。
5.物流コストを削減したいなら、“リダクションテクノ”にご相談ください!
どの業界でもコスト削減は常に求められているもの。
しかし、上記のように物流業界では特にコスト削減が求められます。
弊社・リダクションテクノでは、産業廃棄物の収集運搬だけでなく、コスト最適化についてのご相談も対応可能。
コスト削減に向けた提案も行っています。
「物流コストを削減したいけど、何から始めればいいのかわからず困っている…」
「木パレットなどでスペースが埋まってしまい、動線が上手く確保出来ていない」
「事故品など混合してしまった廃棄物があるが、どうして良いかわからない」
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