コラム
産業廃棄物 2020.10.30
ビル・テナント退去時に発生する廃棄物はどう処分する?オフィス移転・退去について詳しく解説!
廃棄物回収現場管理閉店ごみ退去ごみ原状復帰
新型コロナウイルスを発端にテレワークの導入、家賃コスト低減などを目的にオフィス移転、退去が増えています。 オフィスビルからの運び出し作業から、退去後に現状復帰が必要な場合でも全て対応。 オフィスだけでなく、店舗・倉庫・工場・置場等の退去時に発生する廃棄物運搬・処分はリダクションテクノへお任せください。
1.オフィス移転・退去時に出るごみの種類とは?
コロナ禍によりリモートワークを導入した企業が増え、オフィスの縮小化・分散を行う企業が増加。
そんな変化に伴い、近年ではオフィスを移転・退去する際に排出されるごみの処分についてご相談を受けることも増えています。
結論から述べると、オフィスで使われた家具は家庭ごみとして処分できません。
素材によって分別は異なりますが、主に金属加工が施された家具や、ガラス・プラスチックの使用割合が高い家具は“産業廃棄物”として、木製の椅子やキャビネットなどといった家具は“事業系一般廃棄物”として処分する必要があります。
なお、オフィスの移転や退去に伴い排出されることの多いごみは以下の通り。
■テーブル/デスク/椅子
■ロッカー/キャビネット
■カーペット/パーテーション …etc.
他にも、プリンターなどの電化製品が排出されるケースも多くあります。
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オフィス家具は“産業廃棄物”です。廃棄する際の注意点や業者選びのポイントについて
2.解体から内装工事の流れ
続いて、解体工事から原状回復、廃棄物処理、内装工事までの流れについてご紹介します。
オフィスを移転・退去する際は、一般的に以下の順序で作業を進行します。
① 不動産会社への店舗退去連絡
② 原状回復義務の有無・範囲等の確認
※借りたときの状態に戻す“原状回復”か、コンクリート打ち放しの状態にする“スケルトン解体”のどちらを求められるかによって工事内容や費用も異なりますので、退去する際には忘れずに確認しましょう。
③ 残置物の撤去
④ ライフラインの停止
⑤ 貸主の指定がない場合、自身で業者を手配
⑥ 内装工事(原状回復、もしくは解体してスケルトン)
⑦ 廃棄物処理
※工事で発生した廃棄物は、原則工事を依頼した事業者が処分しなければなりません。
先述したように、原状回復か、スケルトン解体のどちらが必要かによって作業や費用は異なります。
互いに相違がないよう、契約書の内容などを必ず確認しましょう。
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知っておきたい店舗退去のやり方!退去時に発生することが多いトラブルとは?
【廃家電の扱いについて】オフィスで発生したゴミを産業廃棄物として処理する前に知っておくべきこと
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3.コストを抑えるためのポイント
オフィスの移転・退去費用を抑えるためには、以下のポイントに気を付けましょう。
3-1.買い取りを行っている業者に依頼する
オフィス移転などで生じる廃棄物の中には、買い取り可能な商品があるケースも多いです。
ただ廃棄するだけではなく、“買い取り”も合わせて対応可能な業者に依頼すれば、多少コストを抑えることが出来ます。
3-2.一般的な相場をチェックしておく
原状回復工事の義務がある場合、大抵はテナント側が指定する業者から工事見積もりをとることになります。
しかし、業者によって相場は異なるため要注意!
例えば、スケルトン戻しの工事費の相場は坪8~10万円程度ですが、業者によっては相場よりも割高になっている場合もあるので見積もりが提示された際には一般的な相場を確認し、適正な価格かどうかを見極めましょう。
3-3.固定金額(パック料金)に注意!
業者によって価格帯は様々。中には、お得な固定金額(パック料金)プランを用意しているケースもありますが、プラン内容によっては逆に損をしてしまう可能性も……!
例えば、ゴミの量ではなく使用するトラックの台数で見積もりを算出する固定金額プランの場合、ゴミの詰め方によって料金が大きく変わってきます。もし悪質な業者に依頼してしまった場合には、「本当は1台で済むはずの量なのに、2台分の料金がかかってしまった」なんて事態が起こる恐れもあります。
そのため、固定金額(パック料金)プランを利用したいと考えているのであれば、事前に業者の評判や実績などをよく調べるようにしましょう。
4.リダクションテクノは現場対応力に自信があります!
オフィスの移転・退去時の廃棄品運び出しは日中作業だけではなく、
■夜間・深夜帯を指定
■背の低い車両を指定
■短時間で大量に搬出
など、様々なレギュレーションの中で作業しなくてはならないケースが多々あります。
業者によっては日中しか作業していないところや、背の高い車両しか所有していない場合もありますが、その点、リダクションテクノでは様々な現場に対応できるようサービスを構築しているため安心!
上記で挙げたすべてのケースに対応が可能です。
店舗が営業していない深夜帯に作業を完了させた経験や、ショッピングセンターや複合施設での搬出経験も多数あります。
流動的に変化する現場状況でも確実に廃棄物を回収します!
5.全現場賠償責任保険加入済みで安心
運び出し現場では、エレベーターや通路、ドアなどへの十分な養生は必須。
万全の対策を講じて作業しますが、それでも接触して傷をつけてしまう、物を落下させて床にヒビが入ってしまったといった事故リスクをゼロにすることは非常に困難です。
そのため、リダクションテクノではお客様が安心してご発注頂けるよう“全現場賠償責任保険加入済み”!
現場の規模などを問わず賠償責任保険に加入して、もしもの際にも万全の体制でお応えする準備を整えています。
6.現状復帰もお任せください!
オフィスを移転・退去する際には、廃棄物の搬出・処分だけでなく、現場によっては退去後に造作物の撤去や原状復帰を求められるケースがあります。
そんなときは廃棄物処分から原状復帰までまとめて任せられる業者に依頼するのがおすすめ!
別途業者を探す手間が省けますし、進行も把握しやすくなります。
そんなニーズに応えられるように、リダクションテクノでは幅広いサービスを展開。
内装リフォームからエクステリア工事まで一元管理が可能です。
廃棄物運搬処分から原状復帰工事まで一括でお任せいただけます。
また、その他にも有償買い取りや中古家具・厨房備品のリユースのご提案も実施。
オフィスの移転や退去に関する様々なご相談に応じていますので、産廃処分でお悩みのご担当者様はお気軽にお問い合わせください!
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