コラム
産業廃棄物 2020.09.30
また先延ばし?飲食店の生ゴミ(廃棄物)回収・処理のコストを最適化するための方法とは
廃棄物回収価格適正化業者選定低コスト産業廃棄物
飲食店を経営している方の中には、生ゴミ(廃棄物)の処理の方法やコストについて悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?飲食店では毎日生ゴミが排出されるため悩みは付き物。しかし、課題解決を先延ばしにしてしまっているというケースも多いです。 そこでこの記事では、飲食店から排出される生ゴミ(廃棄物)の回収・処理コストを最適化するための方法をご紹介します!ぜひ、これを機に生ゴミ(廃棄物)の回収・処理を見直してみませんか?
1.生ゴミ(廃棄物)処理の見直しをしませんか?
まず、飲食店から排出される生ゴミの処分方法について解説します。
飲食店から排出されるゴミは、原則全て“事業系廃棄物”として処理しなければなりません。
“事業系廃棄物”は個人宅から排出される廃棄物とは異なり、自治体の処理施設に持ち込んで処理してもらうか業者に依頼して収集・処理してもらう必要があります。
また、事業系廃棄物は物により“産業廃棄物”と“事業系一般廃棄物”の2種類に分かれており、“産業廃棄物”に分類される廃棄物については特に注意が必要です。“産業廃棄物”は処分の際に環境や人体に与える悪影響が大きいので、産業廃棄物の収集運搬・処分の許可を得ている業者に運搬や処分を委託しなければなりません。
しかし、廃棄物処理を業者に頼むとなると費用がかかるもの。必要経費だとはわかっていても、なるべく処理費用は抑えたいところですよね。
そんな方におすすめなのは、業者を見直すこと。業者によってサービス内容や価格設定は異なるため、委託する業者を見直せば無駄な費用を削減・コストを最適化できるケースもあります。
2.飲食店から発生する生ゴミ(廃棄物)の処理を行う際の懸念点
コスト面の他に、廃棄物を処理する際に以下のような懸念を抱えているという事業者様も多いのではないでしょうか?
「生ゴミ収集の際に業者の対応が悪く、周辺の住民・店舗からクレームを受けている」
「生ゴミの液だれでクレームを受けている」
「生ゴミなので、1日でも回収が滞ると困る…」
実は、このような懸念を抱えていながらも課題解決を先送りにしてしまっているというケースも多いです。
こういった課題を解決するためにも、業者の見直しは必要不可欠。廃棄物処理は今後も必要となる業務のため、ぜひこの機会に廃棄物処理業者をあらためて見直してみてはいかがでしょうか。
3.業者選びの際にチェックしたい5つのポイント
前項にてコストの最適化と課題解決のためには業者の見直しが必要だと解説しましたが、悪質な業者もいるので要注意。中には無許可営業の業者や、必要以上に高額な費用を請求する業者などもいるので業者選びの際にはキチンと見定める必要があります。
そこで、こちらの項目では業者を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します!業者選びに悩んでいるという方は、以下の5つのポイントを参考に業者を選んでみてくださいね。
3-1.産業廃棄物収集運搬業の許可を受けている?
まずは産業廃棄物収集運搬業の許可を受けているかどうかを確認しましょう。
産業廃棄物の収集・運搬委託を請け負う業者は、産業廃棄物収集運搬業の許可を受けていなければならないと法律で定められていますが、中には許可を受けていない業者や許可証を偽造している業者もいるので注意が必要です。
無許可の業者へ廃棄物処理を委託してしまった場合の罰則は、5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金、またはこの併科。罰則を受ける対象となるのは処理を依頼した排出事業者のみです。(廃棄物処理法第12条第5項)
3-2.廃棄物の処理フローは明確化されている?
不法投棄などの違法行為を未然に防ぐためにも、業者を選ぶ際には廃棄物処理のフローが明確化されているかも確認しましょう。
廃棄物は法に則り正しく処理しないと、業者に依頼した側である排出元も罰則を受けることになります。そのため、委託した廃棄物がどのようなフローで処理されるかの確認も欠かせません。
3-3.担当者・従業員の対応は適切?
廃棄物を収集する際に敷地内・建物内に出入りする業者の担当者・従業員の態度が悪いと、依頼者や近隣の企業とのトラブルが発生してしまう恐れもあります。
そのため、契約を結ぶ前には身だしなみや言葉遣いなど従業員への指導がしっかりとされているかについても確認しましょう。
3-4.何かクレーム等があった際に連絡がつく?
ホームページなどに記載されている電話番号が本当に使われているかどうかや、問い合わせメールなどに迅速に対応してもらえるかもあらかじめ確認を。
万が一トラブルが発生してしまったときのことを考えて、業者に連絡がつくかどうかも事前にキチンと確認しておきましょう。
3-5.金額・回収日時等は契約前に確認した?
金額や回収日時等は必ず契約前に確認しましょう。最初に金額を提示してもらわないと、回収後に「思ったより高額になってしまった」「スケジュールが狂ってしまった」なんてことにもなりかねません。
具体的な作業内容やスケジュール、費用について確認するのはもちろん、“後々追加料金が発生する可能性はあるのか”についても確認しておきましょう。
4.リサイクルできる可能性のある生ゴミも!?
飲食店から排出されることの多い廃棄物の中には、リサイクルできる可能性のある生ゴミもあります。
例えば、“廃油”や“魚のあら”“豚骨”などはリサイクルして再資源化することが可能です。中には無償で回収してくれるケースもあるので、生ゴミの処理費用削減にも繋がります。
弊社リダクションテクノでは、こうしたリサイクルできる可能性のある生ゴミの処理方法についてのご相談にも対応。廃棄物としてただ捨てるだけではなく、資源として活かす方法もご提案できます。
「食品リサイクルに取り組んで社会貢献したい」「コストを削減したい」という事業者様は、ぜひ一度ご相談ください!
5.コスト最適化&課題解決を叶えたいなら、委託している廃棄物処理業者の見直しを。
記事内でもご紹介したように、「処理費用を抑えたい」「現状のコストが最適なのかわからない」という方は、委託する業者を見直すのがおすすめです。
ちなみに、飲食店の産業廃棄物処理は弊社リダクションテクノでも請け負い可能です。弊社では多様な処理ネットワークを駆使できるため、通常「難しい」といわれる案件にも対応可能です。夜間作業などにも柔軟に対応しているので、廃棄物の回収が難しいといわれることの多い都市部現場でもスムーズに作業を行うことができます。
加えて、お見積りから回収完了まで短期間かつ適正コストでお客様のご要望にお応えできるのも弊社の強みの一つ。回収前には必ず現地調査・ヒアリングを行い、事前にお見積りを提示していますので安心してお任せいただけます。
さらに、定期回収の際にはお客様のご要望に合わせて回収頻度・時間帯も変更可能です。定期回収だけでなく、お客様のタイミングに合わせたスポット回収にも対応しております。
また、生ゴミの廃棄だけでなく、下記のようなお悩みにも対応しています。
「冷凍食品が溶けてしまい、廃棄するしかない」
「賞味期限切れの食品が大量にある」
「瓶詰め・缶詰食品を大量に廃棄したい」
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