コラム

産業廃棄物 2020.09.16

【老人ホーム等福祉施設向け】廃棄物処理・業者選びについて悩んでいませんか?

廃棄物回収価格適正化業者選定低コスト産業廃棄物

老人ホームなどの福祉施設では多くのゴミが発生するため、廃棄物処理について課題を抱えているというケースも多いです。廃棄物に関する課題を解決するには、処理業者を見直してみるのがおすすめ!ひとくちに処理業者といってもサービス内容や価格設定などもそれぞれ異なるので、業者を見直すことで“課題の解決”と“コストの最適化”を両方叶えることもできますよ。 この記事では、福祉施設向けに廃棄物処理の方法や業者選びのポイントについて解説します!

1.福祉施設から排出されるゴミの処分方法

まず、老人ホームなど福祉施設から排出されるゴミの処分方法について解説します。

福祉施設から排出されるゴミは、原則全て“事業系廃棄物”として処理しなければなりません。

“事業系廃棄物”は事業者が自らの責任で処理しなくてはならないと廃棄物処理法にて定められているため、個人宅から排出される“一般廃棄物”とは異なり、自己処理するか業者に依頼して処理してもらう必要があります。

また、事業系廃棄物は物により“産業廃棄物”と“事業系一般廃棄物”の2種類に分かれていますが、“産業廃棄物”の扱いには特に注意が必要です。“産業廃棄物”は処分の際に環境や人体に与える悪影響が大きいので、産業廃棄物の収集運搬・処分の許可を得ている業者に委託しなければなりません。

※福祉施設から排出されることの多い“紙おむつ”は、自治体によっては処理区分が異なります。“産業廃棄物”と区分されることもあるので注意しましょう。

ちなみに、入居者が持ち込んだものも自治体によって“事業用ゴミ”として扱うか“家庭ゴミ”として扱うかの判断が異なります。入居者が持ち込んだものの処理に悩んでいる場合は自治体に問い合わせましょう。

2.廃棄物処理を行う際の懸念点

廃棄物処理に関して、現状以下のような懸念を抱えているという方も多いのではないでしょうか? 

 

「介護・医療の側面もあるため様々なゴミが出る」

「収集頻度が少ないとオムツなどの置き場に困る」

「入居者が持ち込んだ物は“事業系ゴミ”なのか“家庭ゴミ”なのか判断しにくい」

 

老人ホームなど福祉施設では上記のような懸念を抱えつつも、課題の解決を先送りにしてしまっているというケースも少なくありません。

このような課題を解決するためには、委託している処理業者を見直す必要があります。ひとくちに処理業者といっても、サービス内容は業者によって様々。いま委託している業者では請け負っていないことでも、業者によっては対応可能なこともありますので、廃棄物に関してお困りの方はこの機会に業者を見直してみてはいかがでしょうか?

3.業者選びのポイント

処理業者の中には無許可営業だったり不法投棄を行ったりといった悪質な業者もいるので注意が必要です。

そこで、続いてこちらの項目では業者を選ぶ際に確認するべきポイントについて解説します。

3-1.産業廃棄物収集運搬業の許可を受けている?

産業廃棄物の収集・運搬委託を承る業者は、産業廃棄物収集運搬業の許可を受けていなければならないと法律で定められていますが、中には許可を受けていない業者や許可証を偽造している業者もいるので注意が必要です。

また、軽トラなどで地域を巡回している回収業者は、無許可営業の業者である可能性が高いので要注意。回収金額が高額となり、トラブルに発展してしまうケースも多数報告されています。 

無許可の業者へ廃棄物処理を委託してしまった場合には、5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金、またはこの併科を科されます。罰則を受ける対象となるのは、処理を依頼した排出事業者のみです。(廃棄物処理法第12条第5項)

業者選びの際には、まずはきちんと許可を受けている業者かどうか確認しましょう。

3-2.廃棄物の処理フローは明確化されている?

廃棄物は法律に則り正しい方法で処理しないと、業者に依頼した側である排出元も罰則を受けることになります。

そのため、業者がきちんと廃棄物処理のフローを明確化しているかどうかも確認しておかなければなりません。委託した廃棄物が不法投棄などの違法行為をされていないか、正しい方法で処理されているかどうかも確認しましょう。

3-3.担当者・従業員の対応は適切?

業者の担当者・従業員の対応もチェックしておきたいポイントの一つ。

廃棄物を収集する際には、業者の担当者・従業員が施設内に出入りします。もし業者の担当者・従業員の態度が悪いと、依頼者や近隣の企業とトラブルが発生してしまう恐れも…。

契約を結ぶ前には身だしなみや言葉遣いなど、従業員への指導がしっかりとされているかについても確認する必要があります。

3-4.何かクレーム等があった際に連絡がつく?

万が一トラブルが発生してしまったときのことを考えて、事前にキチンと業者に連絡がつくかどうかも確認しておくことも大切です。ホームページなどに記載されている電話番号が本当に使われているかどうかや、問い合わせメールなどに迅速に対応してもらえるかもチェックしておきましょう。

3-5.金額・回収日時等を契約前に確認しましょう

契約前には、必ず処理にかかる金額や回収日時等の確認を。

「思ったより費用が嵩んでしまった」「スケジュールが狂ってしまった」なんてことにならないよう、“どんな作業にどのくらいの費用がかかるのか”や“追加料金が発生する可能性はあるのか”、“どんなスケジュールで回収・処理を行うのか”といったことも確認しましょう。

4.その他にも、こんなお困りごとが発生している場合があります

他にも、老人ホームなどの福祉施設では以下のようなお困りごとを抱えているケースが多いです。

 

・退去時の家具家電などの扱い方法について悩んでいる

・施設には様々な業者が入るので、把握しきれていない

・他の業者を知らないので業者の見直しをしたことがない

 

弊社リダクションテクノでは廃棄物の回収・処理だけでなく、上記のようなお困りごとに関する相談も承っています。廃棄物に関してお悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

5.廃棄物に関してお困りの方は、リダクションテクノへご相談ください!

「廃棄物処理の課題を解決したい」

「コストを最適化したい」

「ゴミの置き場・扱いに困っている」

上記のようなお悩みを抱えている福祉施設様は、処理業者を見直すのがおすすめです。

冒頭にも記載したように、業者によりサービス内容や価格設定は異なるため、業者を見直すことで“課題の解決”と“コストの最適化”を両方叶えることもできます。

ぜひ、この機会に委託する処理業者を見直してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、弊社リダクションでは老人ホームなどの福祉施設から廃棄物処理を請け負った実績も多数あります。多様な廃棄物に対応できる処理ネットワークを構築しているので、都心部現場での回収や夜間作業など、通常は「難しい」といわれる案件にも対応可能です。

定期回収の場合は、回収頻度や時間帯について柔軟に対応。定期回収だけでなく、お客様のタイミングに合わせたスポット回収の依頼も承っております。

また、お見積りから回収完了まで短期間かつ適正コストでお客様のご要望にお応えできるのも弊社の強みの一つ。回収前には必ず現地調査・ヒアリングを行い、事前にお見積りを提示していますので安心してお任せいただけます。

他にも、契約書の締結サポートなども行っておりますので、廃棄物の回収・処理に悩んでいる事業者様はぜひリダクションテクノにご相談ください!

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