コラム
産業廃棄物 2022.10.19
【テナントビルの管理業者様必見!】廃棄物処理・業者選びに悩んでいませんか?
業者選定業者産業廃棄物廃棄物
この記事では、テナントビルを管理している業者様が抱えがちな廃棄物処理に関するお悩みや、課題解決へ向けた業者の見直しポイントを詳しく解説します。 廃棄物の分別や処理コスト、処理業者の管理などについてお悩みを抱えている管理業者様は必見です!
1.テナントビル管理における、廃棄物処理の見直しをしませんか?
テナントビルから排出されるごみは、原則全て事業系廃棄物として処理します。
事業活動に伴い排出される事業系廃棄物は、個人宅から排出される一般廃棄物とは異なり、自治体の処理施設に持ち込んで処理してもらうか、業者に依頼して収集・処理してもらわなければなりません。
なお、事業系廃棄物は分別にも注意が必要です。
事業系廃棄物の内、廃棄物処理法で規定された20種類の廃棄物(汚泥・廃油・廃プラスチック類…etc.)、つまり産業廃棄物に分類される廃棄物は、処分の際に環境や人体に与える悪影響が大きいため、産業廃棄物の収集運搬・処分の許可を得ている業者に運搬や処分を委託する必要があります。
許可を得ていない業者に依頼すると、排出事業主も罰則を受けることとなるため、注意しましょう。
2.テナントビルで、廃棄物処理を行う際の懸念点
しかし、日々の業務に追われるテナントビルの管理会社では、以下のような悩みを抱えていることも多いでしょう。
「一時的に大量にごみが発生した場合、置き場所に困る… 」
「テナントによってごみの出し方が異なる」
「現在は複数の業者に回収・処理を依頼しているため、管理が大変!」
「固定費の減額をテナントに要求されたため、処理コストを見直したい」
上記のような課題を解決するためには、処理業者を見直してみるのがおすすめです!
廃棄物処理業者によって、サービス内容や対応力は異なるもの。
そのため、業者を変えればこれまで抱えていた課題が解決できるケースも多いです。
例えば、廃棄物処理を一元化できれば管理しやすくなり、リサイクルや有価買い取りを積極的に行うことでコスト削減できる可能性もあります。
廃棄物処理に関してお悩みを抱えている方は、ぜひこの機会に処理業者を見直してみてはいかがでしょうか?
3.業者選びの際に注意したい5つのポイント
ただし、廃棄物処理業者選びには注意しなければなりません。
廃棄物処理業者の中には、無許可で営業している業者や、不法投棄を行う悪質な業者もいるため、以下の5つのポイントに気を付けながら業者を選ぶようにしましょう。
3-1.産業廃棄物収集運搬業・処理業の許可を得ている?
まずは、産業廃棄物収集運搬業・処理業の許可を得ているか確認しましょう。
万が一無許可の業者へ廃棄物処理を委託してしまった場合には、5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金、またはこの両方が科せられます。(廃棄物処理法第12条第5項)
3-2.廃棄物処理のフローは明確化されている?
「安いから」「すぐ対応してくれるから」といった安易な理由だけで業者を選ぶのではなく、委託した廃棄物がどのようなフローで処理されるか確認を忘れずに。
廃棄物は法に則って正しい方法で処理しないと、業者に依頼した側である排出元も罰則を受けることになります。
3-3.担当者・従業員の対応は適切?
トラブルを未然に防ぐためにも、契約前には身だしなみや言葉遣いなどといった廃棄物処理業者の担当者や従業員の対応が適切であるかも確認しましょう。
廃棄物収集の際に敷地内・建物内に出入りする業者の担当者・従業員の態度が悪いと、依頼者や近隣の企業とのトラブルが発生してしまう恐れもあります。
3-4.何かクレーム等があった際に連絡がつく?
不測の事態に備えて、業者の連絡先を確認しておくことも重要なポイントです。
トラブル発生後に「業者と連絡がとれない…」なんてことにならないよう、ホームページなどに記載されている電話番号が現在も使われているかどうかや、問い合わせメールに迅速に対応してもらえるか等、チェックしておきましょう。
3-5.金額・回収日時等は契約前に確認を!
廃棄物処理にかかる金額や、回収日時等は必ず契約前に確認しておく必要があります。
具体的な作業内容やスケジュール、費用についてはもちろん、後々追加料金が発生する可能性はあるのかも忘れずに確認しましょう。
そうすることで「思ったより費用が嵩んでしまった」「スケジュールが崩れてしまった」という事態を防ぎましょう。
4.その他にも、こんなお困りごとが発生している場合があります
テナントビルを管理している業者様の中には、その他にも次のようなお困りごとが発生している場合があります。
▶複数業者が出入りしているので、ごみの総量などを把握出来ない
▶分別を正しくできているかわからない
▶マニフェストの管理に手間がかかっている
リダクションテクノでは、上記のようなお悩みを抱えている方にも対応!
廃棄物の処理だけでなく、廃棄物処理の一元管理や分別指導、マニフェストの発行に関するご相談にも応じています。
お困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!
5.ビルを管理する上で、廃棄物処理における柔軟な対応力は“武器”になる
廃棄物処理における柔軟な対応力は、ビル管理において1つの武器にもなりえます。
特に、管理箇所が多い業者様ほど高い効果を発揮できるといっても過言ではないでしょう。
そのため、テナント様をトータル支援するには、廃棄物処理のパートナーをしっかり見極めておくことが重要です。
廃棄物処理に関する問題を抱えている場合は、解決を先送りせずこれを機に業者を見直してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、リダクションテクノでは一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)において産業廃棄物収集運搬許可証も得ておりますので、安心してお任せいただけます。
定期回収はもちろん、スポット回収や夜間・休日の回収にも対応している他、廃棄物処理の一元管理も可能です。
その他にも、分別指導や電子マニフェストの発行などにも応じておりますので、棄物処理に関してお悩みを抱えている方は、ぜひ一度リダクションテクノまでお問い合わせください!
サービス
タグ
- リサイクル
- 環境
- 除菌
- 新型コロナウイルス
- 廃棄物回収
- 使い捨て
- 安心第一
- コンサルティング
- 閉店ごみ問題
- 実地トレーニング
- 有価買取
- 解体費用
- 廃材処理
- 整地
- 価格適正化
- 業者選定
- 低コスト
- 再資源化
- 現場管理
- 緊急
- 業者
- ストレッチフィルム
- ごみ袋
- 再生材ごみ袋
- 環境貢献
- 産業廃棄物
- コンテナBOX
- 2020TDM推進プロジェクト
- LLDPE
- 定期回収
- ルート回収
- 木パレット
- 夜間
- 飛散防止
- 廃棄物
- 輸送貨物事故品
- スプレー缶処理
- 穴あけ作業
- 閉店ごみ
- リニューアル粗大
- 緊急回収
- サーキュラーエコノミー
- ケミカルリサイクル
- マテリアルリサイクル
- サーマルリサイクル
- 輸入食品
- 食品廃棄
- 汚泥
- 建設系廃棄物
- 価格適
- 木くず処分
- 夜間回収
- 不良品
- 在庫品
- グッドデザイン賞
- SDGs
- 廃プラスチック
- 衣類
- 産廃回収
- 医療廃棄物
- バッカン
- 衣服廃棄
- アパレルごみ
- 繊維くず
- 洋服処分
- FUROSHIKI
- ごみ置場
- セメント袋
- がれき類
- レンタル倉庫
- 退去ごみ
- 原状復帰
- トラックターミナル
- Iot
- マニフェスト
- 廃棄物処理法
- 現状回復
- 業態変更
- アパレル
- コンビニごみ
- 機密情報
- 分別
- 食品ロス
- 特定有害産業廃棄物
この記事に関連するコラム
-
産業廃棄物2023.03.30
広義で使用される“リサイクル”という言葉。具体的な3種類のリサイクル方法...
最近、耳にする機会の多い“リサイクル”という言葉。 しかし、中には「どんなものがリサイクル...
-
産業廃棄物2020.10.01
輸入された廃棄物それとも産業廃棄物?
輸入された果実や生鮮食品が様々な理由で販売することができず処分をしなくてはならないケースが多...
-
産業廃棄物2022.01.24
衣料廃棄について。アパレル業界の課題や分別方法を徹底解説
近年、世界中で深刻化しつつある“衣料廃棄”。衣料廃棄は地球環境に影響を及ぼすだけでなく、在庫...
-
産業廃棄物2020.09.15
【物流業界向け】廃棄物処理業者の見直しを行い、コストを最適化しませんか?
日々大量の廃棄物が発生する物流業界。廃棄物の処理は業者に依頼しているという企業がほとんどだと...