コラム
産業廃棄物 2020.09.23
スプレー缶の穴あけ作業は危険です
廃棄物回収産業廃棄物スプレー缶処理穴あけ作業
		         
					
少量ながらあらゆる場面で使用されているスプレー缶。中身は多種多様で、虫除け・塗料・制汗・消臭・エアダスターなど、業種問わず使われています。そんなスプレー缶を廃棄物として処理する際に、「穴が開いていないので回収できない」と言われた経験はありませんか?廃棄するために穴あけ作業が求められますが、実は事故がとても多いことをご存知でしょうか。
「液化ガス」の危険性
噴射するために使用されるガスは、主に「液化ガス」と「圧縮ガス」の2種類です。
液化ガスとは、常温で気体であるガスが、冷却や圧縮により液体となったものを指します。
主に液化石油ガス(LPG)とジメチルエーテル(DME)が使用されており、日本で消費されるエアゾール用噴射剤の70%がLPGです。
これは非常に燃えやすいため、取り扱いには十分注意が必要です。
必ず換気の良いところで使用し、火の近くでは使用しないようにしてください。
実は使い切れていない
スプレーをして中身が出てこなくなっても、実はまだ内容物が残っていることが多いです。
そして残量が少なくなると内部圧が低下し噴射できなくなります。
この状態で使い切ったと思っても、少量ですが可燃性ガスが残存しています。
中身が残っているにもかかわらず穴あけ作業をすると爆発、発火などの危険な状況になるため、絶対に穴あけ作業は行わないでください。
また、廃棄の際に缶に穴をあけ、勢いよく噴出し周囲の火気によって火災に発展するケースが多発しています。
ガスが残留した状態では引火する危険があり、中身を空にしてから廃棄することが求められています。
一方で、火気のある屋内で中身を空にする作業は火災、爆発の危険を伴うので注意が必要です。
必ず、風通しが良く、火気のない場所で噴射するようにしましょう。
最近では、これまで穴を開けるように指示していた自治体にも変化が見られるようになりました。
危険性を考慮し、穴をあけずに中身を使い切った状態でごみとして出すよう呼び掛けているところもあります。
処分する際は、自治体や業者の指示に従いましょう。
リダクションテクノでは、スプレー缶を専門に処分する処理場と契約しているため、穴あけをしていなくても回収可能です。
少量から対応出来ることも弊社の強みとしておりますので、是非ご相談をお待ちしています。
お気軽にお問い合わせください。
 
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