コラム
産業廃棄物 2022.08.09
蛍光灯の処分には要注意!処分依頼は許可を得ている産業廃棄物処理業者へ
価格適正化業者選定産業廃棄物定期回収
“蛍光灯”は、水俣条約の発効により現在ではほとんどのメーカーが生産を終了しています。ですが、生産終了前に購入したものを使用、または保管しているというケースも少なくありません。 そこでこの記事では、現在も蛍光灯を使用&保管している企業様へ向けて、処分方法や業者選びのポイントなどを解説します。
1.2020年に生産終了した“蛍光灯” の処分について
“蛍光灯”はこれまで多くの一般家庭や企業で使用されていましたが、実は微量ながら有害物質である水銀が含まれていました。そのため、2017年8月に水銀汚染防止を目的とした国際条約「水俣条約」が発効されたことを受け、2020年にはほとんどのメーカーが水銀を使用した蛍光灯の生産を終了しています。
しかし、蛍光灯の生産が終了したといっても、使用率が0%になったというわけではありません。生産終了前に購入した蛍光灯を今もなお使い続けている、または事務所や倉庫に保管しているケースも多くあります。
蛍光灯は使用を禁止されているわけではないため、購入したものを使い続けることは問題ありません。ですが、上記で解説したように蛍光灯には水銀が含まれているため、処分や取り扱いには細心の注意を払わなければなりません。
そこで、次の項目からは蛍光灯の分別や処分方法、取り扱いの注意点などについて詳しく解説します!
2.オフィスや工場から発生した蛍光灯は“産業廃棄物”
蛍光灯は、家庭から排出される場合は燃えないごみとして廃棄できますが、オフィスや工場など事業所から排出された場合は“産業廃棄物”として廃棄しなければなりません。
産業廃棄物は家庭ごみなどの一般廃棄物と異なり、処分する際に環境や人体に与える影響が大きいです。そのため、産業廃棄物の収集運搬・処分の許可を得ている業者に委託するなど、適切な方法で取り扱う必要があります。
3.蛍光灯の取り扱いには要注意!
続いて、蛍光灯を取り扱う際の注意点について解説します。
冒頭でも解説したように、蛍光灯には有害物質である水銀が微量ながら含まれているため、割って捨てるのは大変危険です。蛍光灯を割ってしまうと水銀が空気中に放出されてしまうため、保管・廃棄する際には誤って割らないよう注意しなければなりません。
万が一割ってしまった場合は、破片がバラバラにならないよう箱に入れたり新聞紙で包み、早めに処理しましょう。
4.蛍光灯の収集・処分は許可を得ている業者へ
ちなみに、蛍光灯の収集・処分を行えるのは「水銀使用製品産業廃棄物」の収集運搬又は処分の許可を都道府県から得た業者のみ。許可を得ていない業者に依頼すると、不適切な方法で処分されてしまう恐れもあります。
万が一委託した業者が不法投棄を行った場合、処理業者だけでなく依頼者である排出事業主にも罰則が科されるため、業者選びには注意しなければなりません。
処理業者を選ぶ際は“価格”だけではなく、“許可の有無”や“適正処理してくれるかどうか”も確認するようにしましょう。
参照:蛍光灯を処分する際の注意点。廃棄方法・失敗しない業者選びのポイントとは
5.リダクションテクノでは蛍光灯の処分はもちろん、保管方法のアドバイスも実施◎
弊社・リダクションテクノでは、今回ご紹介した蛍光灯の処分のご依頼にも対応!
回収対象エリアである一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)において各都道府県から許可を得ているため、安心して収集・処分をお任せいただけます。また、事業所内での一時的な保管方法などについてのアドバイスも行っています。
使用済みの蛍光灯や、倉庫などで眠っている不要となった蛍光灯の処分に困っている方は、ぜひ一度リダクションテクノまでご相談ください!

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