埼玉県所沢市の
ゴミ処理について

埼玉県所沢市は、埼玉県南西部に位置し、豊かな自然と都市機能が調和したエリアです。航空発祥の地として知られ、「所沢航空記念公園」や航空関連施設が特徴的です。西武新宿線や池袋線が通り、都心へのアクセスも良好。市内には、狭山丘陵やトトロの森などの自然豊かなスポットがあり、観光やレクリエーションの場として親しまれています。また、大型商業施設や文化施設も充実しており、住環境が整ったベッドタウンとして人気があります。近年では再開発が進み、さらなる発展が期待されています。

今回は、そんな所沢市のゴミ事情から、事業系のゴミの出し方ルールをご紹介します。

市民や事業者に対するごみ減量・資源化の意識啓発

市民に対する意識啓発としては、エコロでの講座やイベントの開催、広報ところざわや市ホームページ、SNS等を通じて、ごみ減量・資源化に関する情報発信等を行っており、これらについては継続していきます。また、ごみに関するデータやごみ処理状況等については「見える化」し、市民に分かりやすい情報の発信に努めます。事業系ごみは、廃棄物処理法において「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物の再生利用等を行うことによりその減量に努める」とされています。今後も、許可業者に対する搬入検査や、月量平均5t以上を搬入する多量排出事業者に対して、ごみ減量・資源化の助言や指導を行います。また、ごみの発生抑制のために過剰包装の抑制、店頭回収を進めるように、事業者に対して意識啓発を行います。

所沢市一般廃棄物処理基本計画 より抜粋

ごみ減量・資源化の推進

平成27年に国連サミットで定められたSDGsでは、目標の1つとして「目標12︓つくる責任 つかう責任」が掲げられ、廃棄物の発生を大幅に削減することが挙げられています。市では、「もったいないの心」を大切に、市民及び事業者のごみ減量・資源化を推進していきます。 また、最終処分量の削減に向けて、資源化できない廃プラスチック類は引き続きサーマルリサイクルを行います。今後も、技術動向や社会状況を注視しながら、より効果的な資源化方法や処理方法を検討していきます。

所沢市一般廃棄物処理基本計画 より抜粋

(参考)環境省「環境・循環型社会 白書 平成20年度版」

事業系一般廃棄物のゴミ処理方法

所沢市では、事業系一般廃棄物は事業者自身が責任を持って適切に処理する必要があります。処理方法は、市が許可する一般廃棄物収集運搬業者に委託するか、事業者が直接市の処理施設に搬入します。分別は、燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、資源ゴミなどに従い、施設の受け入れ基準を遵守することが求められます。委託業者を利用する場合は、収集日時や回数を調整して契約します。リサイクル可能な資源は積極的に分別・再利用し、ゴミの減量に協力することも推奨されています。

産業廃棄物のゴミ処理方法

埼玉県所沢市における産業廃棄物の処理方法は、排出事業者が適切に責任を持って処理を行うことが義務付けられています。以下が主な処理方法です。

1. 分別と分類

  • ・産業廃棄物は「廃プラスチック類」「金属くず」「汚泥」など20種類に分類され、各廃棄物に応じた処理が必要です。特別管理産業廃棄物(感染性廃棄物やPCB含有物など)は、専門的な処理が求められます。

2. 許可業者への委託

  • ・所沢市や埼玉県が許可した産業廃棄物収集運搬業者および処理業者に委託します。
  • ・委託契約を結び、許可業者が適正に処理を行うよう確認する必要があります。

3. 自己搬入

  • ・一部の産業廃棄物は、事業者自身が埼玉県内の産業廃棄物処理施設に直接搬入することも可能です。
  • ・施設の受け入れ基準を確認し、分別や適切な包装を行う必要があります。

4. マニフェスト制度の活用

  • ・「産業廃棄物管理票(マニフェスト)」を作成し、廃棄物の運搬から最終処分までの流れを追跡。
  • ・適正な処理を確認し、不法投棄を防ぐ仕組みとして活用されます。

5. リサイクルの推進

  • ・再資源化可能な廃棄物(プラスチック類、金属くずなど)はリサイクルを優先。
  • ・リサイクル業者と連携し、資源の有効利用を促進します。
    サーキュラーエコノミーの仕組み化についてはこちら

6. 法律遵守と環境保全

  • ・事業者は「廃棄物処理法」や関連条例を遵守し、不適正処理や環境汚染を防ぐ責任があります。
  • ・所沢市と埼玉県は、適切な指導や啓発活動を通じて、廃棄物処理の適正化を図っています。

所沢市では、環境負荷を軽減するために事業者と行政が協力し、適切な産業廃棄物管理とリサイクル推進に取り組んでいます。具体的な処理方法は市役所や許可業者に相談すると良いでしょう。

物流業

梱包材、使用済みのプラスチックパレットやコンテナ、段ボール箱、損傷した金属製パレット、木製パレット、荷崩れした商品の補強材、使用済みエンジンオイル、廃タイヤ、他…

製造業

不良品のプラスチック製品、成形加工時の端材、梱包材、鉄くず、アルミ片、切削加工時の金属粉、不良品の金属製部品、塗装工程の残渣、焼成工程での副産物、他…

小売業

商品梱包材、陳列用トレー、ダンボール箱、包装紙、店舗什器の破損部品、陳列用木製什器、商品の輸送用木枠、賞味期限切れの食品、商品ディスプレイ用ガラスの破損、他…

飲食業

調理で出た野菜くず、食べ残し、賞味期限切れの食材、使用済み食用油、プラスチック製食器、ストロー、紙ナプキン、メニュー表、壊れた調理器具、グリストラップからの汚泥、他…

病院・介護施設

使用済み注射針、メス、カテーテルなどの鋭利物、血液や体液の付着したガーゼ、手袋、ドレッシング材、使用済み輸液バッグ、病原微生物が含まれる検査試料や培養検体、他…

宿泊業

アメニティグッズ、使用済みの紙製品食品の包装紙、食べ残し、賞味期限切れの食品、使用した食用油、家具の金属部品、空き缶、割れたグラス、壊れた家具、家電、廃蛍光灯、他…

  • 定期的に排出される木製パレット

  • ストレッチフィルムの再資源化回収

  • 廃電化製品のマテリアルリサイクル化を希望

  • LED灯への付け替え工事に伴う多量の蛍光灯廃棄

  • 事務所の引越し・店舗退去に伴う大量の備品類

  • 業務用冷蔵庫のフロンガス適正処理

  • 製造過程に出るプラスチック樹脂の端材

  • 発泡スチロールや緩衝材といった梱包用資材

処理困難物への
柔軟な対応

処理困難物である産業廃棄物は、品目により処分方法が多岐に渡ります。当社は品目に応じた処分会社様とのお取引がございます。このためどんな処理困難物でも対応が可能です。

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当社は、お客様の問題解決が仕事と考えています。お問い合わせから処理実行まで、わかり易く丁寧に、スピーディーに対応をしてまいります。

ご契約までの流れ ご契約までの流れ

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※当記事は公開当初の情報に基づき執筆しております。(最新の情報は行政HPをご確認ください。)

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