お知らせ
お知らせ 2023.07.25
親子の資源への関心高まる、埼玉県の環境イベントに出展しました
― 7/18「埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォーム」の総会で成果報告
産業廃棄物の収集運搬事業を展開するリダクションテクノ(本社:東京都江戸川区、代表取締役:細田 裕之)は、2023年7月18日に「埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォーム」の「令和5年度 第1回プラットフォーム総会」に登壇し、そごう大宮店の「楽しく学ぶ 環境フェア」で実施したアップサイクル体験の成果を報告しました。イベント参加者の資源への関心が高まった事例に対して好評いただきました。今後も資源を利用する企業に捨てない選択肢をご提案し、共にサーキュラーエコノミーの実現を目指してまいります。
[アップサイクル体験の様子/7月15・16日リダクションテクノ撮影]
■ 施策|環境課題に触れるきっかけづくり
リダクションテクノは、7月18日に開催された「埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォーム」の「令和5年度 第1回プラットフォーム総会」に登壇しました。プラットフォームの参加企業として資源循環の事例報告を行い、その取り組みのユニークさにご好評をいただきました。
報告した内容は、7月15・16日に実施したそごう大宮店の「楽しく学ぶ 環境フェア」への出展についてです。アップサイクル体験として、不要になったアクリル板を活用したワークショップを開催しました。子どもたちの豊かな想像力や自由な発想によって、企業での役目を終えた素材がアート作品に生まれ変わりました。また、展示ブースでは、当社が取り組む再資源化プロダクト事業として、廃プラスチックを生まれ変わらせた再生材ごみ袋「FUROSHIKI」を紹介しました。持続可能な社会の実現に向けて、資源の大切さを学んでいただく機会となりました。
■ 成果|楽しく学べる機会を実感
全6回のワークショップには、子ども28名と保護者の方24名にご参加いただきました。子どもたちからは「アート体験ができて楽しかった」という声があり、さらに保護者の方からも「ものづくりから学べること多くがあると思う」という好反応を得ることができました。
〈子どもたちからの声〉
・「SDGsへの理解が進んだ」
・「アクリル板をアート作品にできることが意外だった」
〈保護者の方からの声〉
・「十分綺麗な素材なのにもったいない、もっと勉強したい」
・「アップサイクルに興味を持った」
・「自分の勤務先でもあった方がいい」
[参加者へのアンケート(複数回答可/件)]
■ 背景|資源に新たな価値を見出す
今回のワークショップで使用した素材は、当社が企業から回収した不要物です。オフィスで不要になったアクリル板や、メーカーでの役目を終えたサンプル生地やリボンを活用しました。これらの背景として、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い、飲食店や事業所でアクリル板の大量廃棄が問題視されていました。また、カラフルなサンプル生地やリボンは、綺麗で捨てるのはもったいない素材ばかりでした。このような中でリダクションテクノは、資源に新たな価値を見出してアップサイクルを実施しました。これにより焼却処理とそれに伴うCO2排出を抑制し、処理に必要なコスト削減にも繋がります。
■ 展望|企業の資源循環の支援拡大へ
リダクションテクノでは、産業廃棄物の収集運搬はもちろんのこと、自社でも廃棄物のマテリアル化を行い、処理業者とのネットワークや再資源化のノウハウを蓄積してきました。これらを活かして、廃棄物処理だけでなくアップサイクルやリサイクルにも対応しています。処理方法を変えることで、これまで捨てていたものでも資源として活用できる可能性があります。当社としては「捨てたいものはあるけれど、ただ捨てるのはもったいない」と感じている企業を募り、素材提供を増やして資源循環の拡大に向かっています。環境負荷の低減のため、資源利用の見直しをぜひご相談ください。今後も素材を持つ企業、活用方法を持つ企業と一緒に、サーキュラーエコノミーを目指していきます。
■ 概要|「埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォーム」とは
プラスチック廃棄物の排出抑制とプラスチック資源の循環利用を促進するため、埼玉県が設置したプラットフォームです。プラスチック資源の循環利用・減量化に取り組む事業者、市町村、消費者団体等で構成され、2023年6月時点で191の企業や団体が所属しています。本プラットフォームでは、プラスチック資源の循環利用に関する講演会や研修会、交流会のほか、希望する会員により設置するワーキング・グループにおいてプラスチック資源の持続可能な利用モデルの構築に向けた検討を行っています。
■ 企業概要|実現するぞ!サーキュラーエコノミー
創業以来、事業者を対象に産業廃棄物の収集運搬事業を展開。個人事業主から物流センター、飲食チェーンまで、品目を限定せず対応しています。これにより構築した処理業者やリサイクラーとのネットワークを活かし、環境負荷を抑える資源循環の支援へと事業の幅を広げています。廃棄物の処理方法を見直す提案で、サーキュラーエコノミーの実現を目指します。
会社名 | 株式会社リダクションテクノ |
所在地 | 東京都江戸川区篠崎町5-13-18 |
代表者 | 代表取締役 細田 裕之 |
設立 | 2011年4月 |
事業内容 | 産業廃棄物収集運搬業 古物商(行商) |
許可 | 産業廃棄物収集運搬業許可証(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県・静岡県・山梨県)、特別管理産業廃棄物収集運搬業許可証(東京都・神奈川県) |
資本金 | 6,000,000円 |
Webサイト | https://reduction-t.com/ |
沿革:
2011年度 | 東京都江東区にて会社設立 |
2020年度 | 99%再生材ごみ袋「FUROSHIKI」販売開始 |
2021年度 | 廃棄物の取扱量が1,300t |
ストレッチフィルムの再資源化が524.6t | |
硬質プラスチック再資源化が312t | |
2022年度 | 業界の中核的役割を担う「産廃プロフェッショナル」に認定 |
■ お問合せ先
広報担当: 細田 裕之
電話: 03-6231-8455